今注目を集めている 壇ノ浦に沈んだ草薙剣の真実!安徳天皇と三種の神器の謎を追うについて、多角的な視点をご紹介しています。

平清盛が築き上げた平家一門の栄華は、日本の武家政権として類を見ないほど朝廷と深く結びついていた。日宋貿易で得た莫大な財力と後白河法皇との複雑な権力闘争を経て、清盛は娘を天皇の妃とし、自らの血を引く安徳天皇を即位させることに成功する。

しかし、その急激な権力集中こそが源氏をはじめとする反平家勢力の強い反発を招く結果となった。平家にとって、三種の神器を手元に留め置くことは単なる戦術ではなく、正統な政権としての絶対的証明であった。清盛の死後、一門が都を落ち延びる際、三種の神器を伴ったのは、政権再興の最後の札がそれであったからに他ならない。