炎上の火の粉は、ステージ上の出演者や運営会社だけに留まらない。出資や協賛を行っているスポンサー企業にも巨大なリスクとして跳ね返ってくる。
近年、企業のコンプライアンス意識やESG経営への関心は過去最高レベルに達している。炎上騒動が起きるたび、公式アカウントには「なぜこのようなイベントに出資しているのか」「企業の姿勢を疑う」といった問い合わせが殺到する。
実際、過去に炎上トラブルが勃発した際にも、一部のナショナルブランドが協賛からの撤退やロゴの取り下げを余儀なくされた経緯がある。若年層へのアプローチという魅力的なリターンがある一方で、一度炎上に巻き込まれればブランド価値を大きく毀損しかねない。協賛企業の担当者たちは今、綱渡りの判断を迫られている。