小沢一敬の真骨頂といえば、深夜の配信番組『スピードワゴンの月曜 The NIGHT』(ABEMA)で見せた圧倒的なトーク力と企画力だ。サブカルチャーやマニアックな話題、ディープなゲストを招いたトークバラエティとして、長年にわたりコアな層から絶大な支持を集めていた。
地上波のテレビ枠では収まりきらない彼の自由な発想と、相手の魅力を引き出す優しいツッコミ。ABEMAをはじめとする配信プラットフォームの台頭とともに、彼の存在感は従来のテレビタレントの枠を超えた「Web時代の名MC」として確立されていたのである。だからこそ、彼の不在がもたらした損失は大きい。