大手事務所の弱体化と配信独占が生んだ「芸能界オワコン説」の真実の重要ポイントをお届けします。役立つ情報が満載です。

なぜ従来の芸能界はここまで追いつめられたのか。その核心にあるのは、広告資金の流れと視聴習慣の不可逆な変化だ。かつては地上波テレビのゴールデンタイムにCMを打つことが企業のブランディングにおける最適解だった。しかし、消費者のメディア接触時間がデジタルへ移行したことで、スポンサー企業の予算は急ピッチでWeb広告やプラットフォーム出資へと舵を切った。

資金不足に陥ったテレビ局はリスクを恐れ、安全パイとされる安易な企画やひな壇トーク番組に頼らざるを得なくなった。結果として視聴者の関心はさらに離れ、スポンサーも去るという負のループが完成した。「テレビを中心とした日本のエンタメビジネスが賞味期限を迎えた」という冷徹な現実に、いま業界全体が直面している。