ソニー・インタラクティブエンタテインメントが送り出したこのインターフェースは、ゲームの歴史におけるひとつの到達点だった。ハードウェアのリード・システム・アーキテクトを務めたマーク・サーニーは、開発初期から世界中のトップスタジオにヒアリングを重ね、スティックのデッドゾーンやトリガーの反発力に至るまで徹底的なミリ単位の調整を施した。
また、長年プレジデントとしてコミュニティと対話し続けてきた吉田修平をはじめとする幹部陣も、プレイヤーの没入感を一切損なわない操作体験を最優先事項として掲げていた。シェアボタンによる体験の共有、高精度なジャイロセンサー、そして手に馴染むエルゴノミクスデザイン。DUALSHOCK 4が打ち立てた基準は、その後のコンピュータゲーム産業全体におけるコントローラー開発のベンチマークとなった。