昭和64年の未解決事件に迫る!小説と映画が抉り出した人間の慟哭を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

原作の重厚なスケールを完全映像化するため、東宝が総製作費を投じて世に送り出したのが映画『64-ロクヨン- 前編/後編』だ。メガホンをとった瀬々敬久監督は、前編で組織と報道陣の息詰まる攻防を描き、後編で怒涛のサスペンスと感情の爆発を緻密に描き分けた。

主人公・三上義信を鬼気迫る熱量で演じ切った佐藤浩市をはじめ、日本映画界を代表する名優たちが集結。記者クラブとの対立で見せる怒号、被害者遺族と対峙した瞬間の沈黙、そして組織の不条理に対する慟哭。スクリーン越しに伝わる俳優陣のすさまじい緊迫感は高く評価され、第40回日本アカデミー賞をはじめ数々の映画賞を席巻した。