刺客劇から密談まで!小池百合子と小泉純一郎が紡ぐ権力の深層を徹底追究! 読者が気になる 重要ポイントを凝縮して配信します。

時計の針を2005年の夏に戻そう。小泉純一郎首相(当時)が仕掛けた「郵政解散」は、日本の選挙史を根底から覆した。その象徴的事件こそが、第44回衆議院議員総選挙(郵政選挙)における小池百合子の「刺客」擁立である。造反議員の重鎮・小林興起の対抗馬として、落下傘候補として東京10区へ飛び込んだ小池の姿は、テレビのワイドショーをジャックした。

小泉が掲げた郵政民営化プロジェクトの旗手として、小池は見事に勝利を収めた。彼女が手に入れたのは議席だけではない。「大衆の視線を集め、敵を設定し、ワンフレーズで空気を一変させる」という、小泉流ポピュリズムの奥義そのものだった。自由民主党の旧態依然とした派閥力学を嘲笑うかのように、二人はメディア空間を制圧したのだ。