劇場のチケット購入画面で「4DX」「ScreenX」「ULTRA 4DX」という表記が並び、どれを選ぶべきか迷った経験はないだろうか。両者は体験のベクトルが全く異なる。
4DXが「触覚・嗅覚・体感」を刺激するシートアクションであるのに対し、ScreenXは「視覚」の極限拡張を目指した技術だ。正面のメインスクリーンに加え、左右の壁面にも映像を投影することで、視野角270度のパノラマ空間を作り出す。観客の視界全体が映像で覆い尽くされ、映画の世界の内側に立っているような錯覚を覚える。
そして、この2大テクノロジーを一つに融合させたモンスターフォーマットこそが「ULTRA 4DX」(旧称:4DX with ScreenX)だ。前後左右に荒れ狂う座席に揺られながら、270度の視界いっぱいに戦闘機が飛び交う。視覚情報と肉体的な衝撃が完全に同期した瞬間、脳が現実とフィクションの境界を見失うほどの圧倒的な没入感に包まれる。