三角市場を訪れる旅行者の最大の関門は、ピーク時のすさまじい行列だ。特に午前10時から午後1時過ぎにかけては、人気食堂の前に何十人もの列ができ、1〜2時間待ちは当たり前の光景となる。限られた旅の時間を無駄にしないためには、時間帯の選択が勝敗を分ける。
地元を知り尽くした食通が口を揃えるゴールデンタイムは「朝7時のオープン直後」と「午後14時以降のレイトランチ」の2つだ。朝一番に足を運べば、ほとんど待たずに着席できるだけでなく、その日の朝に仕入れられたばかりの極上ネタを真っ先に味わえる。札幌からの始発電車や近隣ホテルからの朝散歩を兼ねて訪れる価値は十分にある。
もう一つの裏ワザは、市場内の食堂が導入している受付番号発券システムを賢く利用することだ。店頭で受付を済ませた後、呼び出しまでの待ち時間を使って市場内の海産物店をじっくり品定めしたり、近隣の運河沿いを散策したりすれば、時間を一切無駄にすることなくスムーズに入店できる。