医療機関での治療と並行して不可欠なのが、予防医学・セルフケアの実践だ。日常の小さな習慣を見直すだけで、血管への負担は劇的に軽減される。
第一に、PC作業中の長時間の前傾姿勢を改め、1時間に1回は深呼吸とともに首周りのストレッチを行うこと。第二に、38度〜40度程度のぬるめのお湯に浸かり、副交感神経を優位にリセットする入浴習慣だ。第三に、カフェインやアルコールの過剰摂取を控え、血管の急激な伸縮を防ぐこと。第四に、ビタミンCやルチンなど、血管壁を強化する栄養素を意識的に摂ること。そして第五に、質の高い睡眠を確保し、自律神経の乱れを根底から整えることが挙げられる。