彼女自らが監督として作品化したドキュメンタリー映画『Black Box Diaries』は、世界最高峰のインディペンデント映画祭であるサンダンス映画祭でワールドプレミア上映を果たした。海外の映画批評家や観客は、当事者でありジャーナリストでもある人物が自らの被害と追究プロセスを冷徹な視点で記録し続けた構造に高い評価を与えた。
国境を超えた反響は、日本の法制度や社会構造に潜む保守的な性質をグローバルな視点から浮き彫りにした。個人の手記というプライベートな記録が、社会機構の歪みを撃つ強力なツールへと昇華された瞬間だったと言える。