ロック、ヒップホップ、タトゥー、そしてアメリカンヴィンテージ。コザ(沖縄市中央・上地地区)は、日本本土とは全く異なる文脈で独自のユースカルチャーを育んできた。米軍払い下げ品の実用性と無骨なデザインが融合したミリタリー・ストリートカルチャーは、今なおこの地域の若手クリエイターたちに強烈なインスピレーションを与え続けている。
シャッター街と揶揄された時期を乗り越え、現在は空き店舗を活用したインディペンデントなアパレルショップやレコード店、カスタムバイクショップが点在する。アメリカ由来のカウンターカルチャーと沖縄固有のチャンプルー精神が混ざり合い、独自の美意識へと昇華されたカルチャーシーンは、アジア各国のトレンドセッターからも熱い視線を浴びている。