プロが明かすチョコ溶かしの極意!湯煎とレンジの失敗を防ぐ裏ワザの基本情報から最新動向までを一挙に解説しました。

製菓の現場で「プロの仕上がり」を左右するのがテンパリングという温度調節の工程だ。ただ溶かすだけでは、冷え固まったときに表面が白く粉を吹いたようになり、歯触りも悪くなってしまう。

完璧な結晶構造を作るには、まず45℃〜50℃で完全に溶かし切った後、27℃前後に急冷し、再び31℃〜32℃(スイートチョコの場合)まで弱加熱するという厳密な温度変更が必要となる。この工程を経ることで、ココアバターがもっとも安定したⅤ型結晶を形成し、シルクのような光沢とパキッとした心地よい割れ感を生み出す。