音楽が手軽に生成され、消費されるスピードが増すばかりのこの世界で、彼らが守り続けているものは極めてシンプルだ。自分の手で弦を弾き、自分の喉を震わせて言葉を放つこと。どれほどテクノロジーが進化しようとも、人間が人間である限り、剥き出しの感情が宿った生音の振動に勝るものはない。彼らのライブに足を運んだ者が一様に覚えるカタルシスは、その根源的な真実から生じている。
少年から大人へと歩みを進める過程で、彼らは数々の葛藤を経験し、それをすべて音楽の糧にしてきた。迷いも、苛立ちも、他者への不器用な優しさも、すべてが6本の弦の上で音になっていく。過去の栄光をなぞるためではなく、まだ誰も聴いたことのない新しいフォークの地平を切り拓くために二人の旅路は続いている。その足音は、これからさらに力強く、確かなものとして響き渡るはずだ。 (出典: さくら しめじ(Yahoo!ニュース))
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