半導体受託製造大手の進出などにより急速に国際化が進む熊本において、観光・インバウンド産業の現場でも勝烈亭の存在感は際立っている。世界中からビジネス客や観光客が押し寄せるなか、多言語対応のタッチパネルや洗練された接客オペレーションをいち早く導入。言葉の壁を越えて日本の食文化の奥深さを発信している。
地元の常連客が新聞を広げながらカツを頬張る隣で、海外からの旅行者がその圧倒的なビジュアルに歓声を上げる。新市街のアーケードという開かれた空間で、地域コミュニティとグローバルなツーリズムが見事に調和しているのだ。熊本を訪れた人々が真っ先に思い浮かべるランドマークとしての役割を、この店は自然体で果たしている。