ステージ上では圧倒的なエネルギーを解き放つロックスタアであり、カメラの前では深みのある演技を見せる俳優である世良公則。だが、一歩家庭に戻れば、子供の成長を穏やかに見守る一人の父親であった。
多忙を極めた若手時代から、彼は仕事とプライベートの境界線を明確に分けていたという。家庭内では仕事の過酷さを持ち込まず、子どもに対して対等な一人の人間として向き合ってきた。子供が少年の頃には、多忙なスケジュールの合間を縫ってキャッチボールを楽しんだり、音楽以外のカルチャーや自然に触れさせたりと、愛情深い親としての顔を見せていたようだ。