自主自律の精神を重んじる同校だが、実際の校則・標準服規定の運用はどうなっているのだろうか。柏陽高校在校生・卒業生からの証言を集めると、過度に厳格な取り締まりを行うのではなく、生徒個々の良識とTPO(時間・場所・場合)にあわせた判断を尊重する「大人な校風」が浮かび上がる。
始業式や卒業式といった公式行事の際には正しい制服の着用が求められるものの、日常の授業や部活動の前後では、気温調整や動きやすさを配慮した柔軟な運用が認められている。不要な頭髪指導や細かな寸法指定で規制するのではなく、生徒自身が主体的に行動する文化が根付いており、それが日々の快適な学校生活を支えている。