DREAMS COME TRUEがメジャーデビューを果たしたのは1989年、エピック・ソニーからだった。当時、圧倒的な歌唱力を誇る吉田美和、優れたコンポーザーでありプロデューサーの中村正人、そしてサウンドの要としてデジタル機材を駆使する西川隆宏の3人組は、瞬く間にJ-POPシーンの頂点へと駆け上がっていった。
1992年にリリースされた「決戦は金曜日」は、ミリオンセラーを記録し、ドリカムの地位を確固たるものにした代表曲だ。ブラスセクションと躍動するベースライン、そして西川の緻密なマニピュレーションが噛み合い、吉田のグルーヴィーなボーカルが爆発した名曲である。
さらに1995年の「LOVE LOVE LOVE」は、240万枚を超える大ヒットを達成。社会現象となり、日本中の誰もが口ずさむウエディングソングやラブソングの金字塔となった。この黄金期を支えた3人のグルーヴこそが、後世のJ-POPシーンにおける「黄金比」として語り継がれている。