連載完結時、ファンの間で巻き起こった衝撃と賛否両論の嵐は、今も語り継がれている。最終回において、ふたりが辿り着いた結末。それはハッピーエンドともバッドエンドとも一言では括れない、あまりにも純粋で破滅的な着地点だった。
社会的な常識や倫理観をすべて投げ打ち、ただ互いだけを世界の中心に据えた二人。あの選択は、外部から見れば悲劇的な破滅に見えるかもしれない。しかし彼女たちにとっては、互いの毒で満たされ完結した「歪愛の救済」だったのではないか。自己破壊の先で見つけた唯一無二の結びつきこそ、本作が残した最大の衝動だ。