「音」へのこだわりも、現代の映画ファンが劇場へ向かう大きな動機だ。劇場側も音響システムの刷新に劇的な投資を行っており、体躯に響く超低音や、空間を360度駆け巡る立体音響の導入が急ピッチで進む。
特にIMAX Laser/GTやDolby Cinemaといった最高峰の環境を備えたシアターは、特定の映画ファンだけでなく一般客の間でも指名買いが定着。チケット発売と同時にアクセスが集中し、数分で完売する事態が常態化している。耳で聴くのではなく「全身で音波を浴びる」ような感覚は、ホームシアターやイヤホンでは決して再現できない領域だ。