Ev失速で注目再燃!マイルドハイブリッドの賢い選び方と現実に関する専門家の意見を分かりやすく解説いたします。

構造上の決定的な違いは、電動モーターが担う役割の範囲にある。フルハイブリッド車がパワートレインの大半をモーター単独走行(EV走行)に委ねられるのに対し、マイルドハイブリッドはエンジン駆動をサポートする「アシスト役」に徹する設計だ。

システムの中核を成すのが、減速時のエネルギーを回生し、再始動や加速時に動力を提供するISG(モーター機能付発電機である。この発電機が発電した電気は小型のリチウムイオン二次電池に効率よく蓄えられる。大容量バッテリーを積まないため車体が重くならず、ガソリン車本来の軽快なハンドリングと快適な足回りを維持できるのが強みだ。

さらに欧州車を中心に標準化が進んだのが48V電装システムである。従来の12V電装に比べて4倍の電圧を扱うことで、配線を太くすることなく大きな電力を高効率に送電し、エアコンや各種補機類の負荷を劇的に低減。排ガス削減と加速レスポンスの向上を同時に達成するスマートなアプローチとして高く評価されている。