彼女のキャリアを振り返ると、演技の成熟と口元の変化が絶妙にシンクロしていることに気づかされる。2006年の『DEATH NOTE』で演じたミサミサ役では、小悪魔的な可愛らしさとガミースマイルが絶妙なアイコンとなっていた。一方、本格派女優としての評価を固めた医療ドラマ『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の頃には、クールで凛とした表情が増え、役柄に合わせて口元のニュアンスも少しずつ落ち着きを見せていく。
そして、連続テレビ小説『スカーレット』でヒロインの半生を演じきった時期には、すでに現在の洗練された笑顔が完成されていた。役柄の深みとともに、顔全体のパーツの黄金比率が整い、大人としての凛とした美しさが定着したと言えるだろう。