村上市の代名詞とも言える三面川の「鮭文化」。生徒たちの探究対象は、この豊穣な自然環境にも及んでいる。理科や社会科の授業と連携し、生徒たちは三面川の水質調査やサケの遡上データの計測を数年にわたり継続。得られたデータをオープンデータとして集積し、地球環境の変化がローカルな生態系に与える影響を緻密に分析している。
2026年に入り、彼らの研究はさらに進化を遂げた。分析結果を英語で取りまとめ、海外のパートナー校とオンラインで環境サミットを開催。気候変動や海洋プラスチック問題が地元の川や海にどう影響しているかを熱弁する姿は、まさにグローバルな視点を持つ未来のリーダーそのものだ。地域の小さな川から世界に向けた確かなメッセージが発信されている。