大学入試センターが実施する大学入学共通テストにおいて、文部科学省が掲げる思考力・判断力・表現力の重視という方針は年々鮮明になっている。単に「王朝の名前を知っているか」を問う単純知識問題は減少し、「複数王朝の制度比較」や「時代の並べ替え問題」が合否を分ける重要問として立ちはだかる。
共通テストで満点を狙うためには、語呂合わせで完璧にした王朝の順番(縦の軸)に、各時代の社会経済史や文化史(横の軸)を交差させる「格子状の知識」が欠かせない。正解の根拠をロジカルに説明できるレベルまで知識を精緻化することが、難化する入試を攻略する唯一無二の鍵となる。