通信混雑に悩むホームネットワークの救世主として普及が進むのが、次世代規格のWi-Fi 7だ。従来の2.4GHz帯や5GHz帯に加え、新たにクリーンな「6GHz帯」をフル活用することで、電子レンジのノイズを完全に蚊帳の外へ追いやる設計が施されている。
さらに注目すべきは、複数の周波数帯を同時に束ねて通信するマルチリンク機能(MLO)の存在だ。仮に調理家電の作動によって2.4GHz帯に突発的な瞬断が発生しても、5GHz帯や6GHz帯が瞬時にバックアップを引き継ぐ。人間の知覚では途切れを認識すらできないシームレスな通信環境が、現実のものとなっている。