背筋が凍る実話怪談の金字塔!今も語り継がれる最恐ドラマの全貌の概要と注目ポイントを一挙に解説しました。

『本当にあった怖い話 夏の特別編2022』として放映された本作は、粒ぞろいの5編で構成された。実話怪談ならではの生々しい手触りを支えたのは、第一線で活躍する主役級俳優たちの鬼気迫る演技だ。

幕開けを飾ったのは、警備会社のコールセンターを舞台にした『非常通報』。主演の神尾楓珠が、新任オペレーターとして直面する不可解な通報と、そこから広がる狂気を緊迫感たっぷりに体現した。現場の張り詰めた空気について、神尾自身も「声だけのやり取りだからこそ、見えない恐怖が生々しく迫ってきた」と撮影時の緊張を明かしている。

続く『謝罪』では、岩田剛典が単身赴任先のアパートで正体不明のノック音と怪異に追い詰められるサラリーマンを熱演。毎晩決まった時間に響く「すみません……」という男の声。岩田は普段のスタイリッシュな佇まいを完全に封印し、睡眠不足と精神的疲弊に蝕まれていく男の哀哀とした表情を見事に表現し切った。

さらに、松本穂香が主演を務めた『遊びのぬかるみ』は、幼少期の記憶と心霊スポットが交差する心理サスペンスの傑作だ。不気味な声に誘われて足をとられる泥沼のシーンについて、松本は「泥の冷たさと暗闇の重圧がリアルで、撮影後はしばらく水辺に近づけなかった」と裏話を語っている。その他、ももいろクローバーZのメンバーが総出演した『憑けてくる』や、山下美月が女子高生同士の嫉妬と呪縛を演じた『一言のあやまち』など、バラエティに富んだ恐怖のバリエーションが網羅された。