ヒーローの鎧を脱ぎ捨てた男の今——原田篤が挑む「第2の人生」と地方創生の現場にまつわる興味深い視点を詳しく紐解きます。

原田のキャリアを語るうえで欠かせないのが、特撮ヒーロー作品で見せた鮮烈な存在感だ。1999年に放送された『救急戦隊ゴーゴーファイブ』では、人命救助に命を懸けるレスキュー隊員・巽ショウ(ゴーグリーン)を熱演。熱血でありながらどこか親しみやすい演技は、子どもたちだけでなく親世代の心も掴んだ。

勢いは止まらない。2003年には『仮面ライダー555』に出演。複雑な過去を抱えながらも戦う仮面ライダーデルタ/三原修二役を演じ、作品の持つダークで奥深い世界観を見事に体現してみせた。さらに学園ドラマの金字塔『ごくせん』第1シリーズへの出演など、20代の原田はまさにエンタメ界の第一線を全力疾走していた。