かつてのフリーマーケットといえば、「100円玉や500円玉をポケットに詰め込んで出かける場所」だった。しかし2026年現在の大阪のフリマでは、その光景が一変している。ブースの前面にはPayPayや楽天ペイ、さらには電子マネーのQRコードが当然のように掲げられている。
「お釣りを用意する負担が激減した」「手持ちの現金がない客が、まとめ買いをしてくれるようになった」と話すのは、定期的に出店している30代の女性だ。決済の手間が省けたことで、買い手と売り手の会話も弾みやすくなったという。現金のやり取りに気を使わずに済む環境が整ったことが、近年の人出急増を裏で支える大きな要素となっている。