大阪の夜が変わろうとしている。2030年のIR開業を見据え、深夜帯のエンターテインメントや文化体験を経済価値に変える「ナイトタイムエコノミー」の構築が急ピッチで進む。
これに伴い、教育の現場でも新しいカリキュラムが次々と産声を上げている。カジノを含む統合型リゾートの運営ノウハウ、ハイエンド層を満足させるVIP接遇、さらには国際会議(MICE)の誘致戦略まで、扱うテーマは極めて具体的だ。
「世界の富裕層が求めるサービスレベルは、日本の従来の『丁寧さ』だけでは届かない場合がある。相手の期待を超えるプロデュース力が必要だ」。ある業界出身の教授は、実戦さながらのプレゼンテーション授業で学生たちに鋭い指摘を飛ばす。