彼の強さの核となるのが、あらゆる物を食材に変えてしまう「ククククの実」の能力だ。大木を丸太揚げに、建物を巨大なホールケーキに変貌させる様は、一見するとコミカルで夢のような力に思える。だが、この能力の本質は恐ろしいまでの応用力にある。
ただし、変化させた食べ物は「決して美味しくない」という決定的な弱点が存在する。腹を満たすだけの粗悪な味にしかならないのだ。それでも非常時における兵糧攻めの回避や、壊滅的な大惨事を防ぐ防空壕ならぬ「巨大ケーキのクッション」を作り出すなど、戦局を一瞬で覆す有用性を持つ。少年漫画の世界観において、これほど実用性と不気味さを兼ね備えた能力も珍しい。