二人の出会いは結婚の約8年前に遡る。共通の知人を介して知り合った二人は、当初から男女の仲というよりも、気心の知れた友人関係として穏やかに時間を共有していた。そんな二人の距離を決定的に縮めた契機が、2017年に放送されたフジテレビ系スペシャルドラマ『女の勲章』での共演だった。
山崎豊子原作の重厚な人間模様を描いたこの現場で、玉木宏は野心に満ちた青年を冷徹に演じ、木南晴夏は主人公の弟子として複雑な心理描写を見事にこなした。現場でプロとしてぶつかり合うなかで、互いのストイックな仕事への姿勢に深い共感を抱いたという。旧知の仲という安心感に仕事仲間としての敬意が加わり、クランクアップ後に自然な流れで交際へと発展。長い友人期間があったからこそ、交際からゴールインまでの決断は驚くほど迅速で揺るぎないものだった。