批判の火に油を注いだのは、現代ならではの圧倒的な拡散力だ。X(旧Twitter)上では一時期、関連キーワードが連日トレンド入りを果たし、チャンネル登録者数を持つトレカ系のインフルエンサーたちが一斉にこの問題に言及。個人のトラブルにとどまらず、トレカ界隈全体を巻き込む大きな話題へと発展した。
また、匿名掲示板「5ちゃんねる」の専門スレッドでは、過去の取引事例や価格設定の妥当性についての検証が夜を徹して行われた。こうした一連の拡散劇は、トレーディングカード業界が急成長を遂げる一方で、店舗側の管理体制や情報開示の仕組みが追いついていないという「業界の歪み」を浮き彫りにしたとも言える。