犯罪抑止と証拠保全において中核的な役割を果たしているのが、車内向けドライブレコーダーの普及である。全国ハイヤー・タクシー連合会をはじめとする業界団体では、車外のみならず車内の音声・映像を常時記録する機器の導入を推進している。
録画データの管理に関してはプライバシー保護のガイドラインが厳格に定められており、事業者が勝手に閲覧・消去できない仕組みや、警察の捜査令状に基づく迅速な提出フローが確立されつつある。客室内にカメラ作動中であることを明示するステッカーを掲示することで、加害者に対する強い心理的抑止力としても機能している。