ピーピースルーで配管は本当に溶ける?プロが明かす破損リスクと真相の具体的な内容に迫る! 専門的な視点でご紹介しています。

結論から言えば、一般的な住宅で採用されている硬質塩化ビニル管(塩ビ管)が、ピーピースルーの成分そのものによって化学的に溶けて消えてしまうことはあり得ない。開発元である和協産業株式会社の技術資料を見ても、塩ビ素材に対する耐薬品性は極めて高く設計されている。

ピーピースルーに配合されている主成分の水酸化ナトリウムは、強アルカリ性物質だ。これは油脂の加水分解や髪の毛などのタンパク質を沈殿・溶解させる能力には極めて優れているが、合成樹脂である塩化ビニルの分子構造を破壊する性質は持っていない。つまり、「薬品の化学作用で塩ビパイプが溶けた」という説は明確な誤解なのだ。