伝統的なファミリービジネスにありがちな「年功序列」や「親族優先」の人事評価制度を徹底的に解体したことも、藤井社長の手腕として特筆される。事前の根回しや無駄な社内政治を徹底排除し、成果と能力に基づいた人事評価システムを導入。これにより、若手社員や現場の技術者が自由かつ意欲的に提案できるフラットな組織へと変貌を遂げた。
「社長の顔色ではなく、顧客の喉を見ろ」という意識改革が社内全体に浸透した結果、意思決定のスピードは劇的に向上。開発から製品化までのサイクルが圧倒的に短縮され、市場の変化に即座に対応できる強靭な組織体質が構築された。