多摩地域の豊かな自然が残る八王子市の閑静な高級住宅街。その一角で異彩を放つのが、敷地面積およそ1500坪という途方もないスケールを誇る北島三郎の自宅だ。東京ドームのグラウンドにも匹敵するような広大な土地に建つ鉄筋コンクリート造のメインタワーは、地上3階・地下1階構造。内部にはなんと36もの部屋が配備されている。
建設当時の推定総工費は約20億円とも伝えられ、バブル期の贅を尽くした建築技術と厳選された資材が惜しみなく投入された。広大な敷地内には手入れの行き届いた日本庭園やテニスコート、さらには大人数を収容できる宴会場や本格的なリハーサルスタジオまで併設。個人宅というよりは高級リゾートホテルや公的な迎賓館を彷彿とさせる贅沢な造りであり、まさに演歌界の頂点に立った男の凄みを無言のうちに物語っている。