韓国映画界の目利きたちが集う釜山国際映画祭のレッドカーペットにダヒョンが降り立った瞬間、映画ファンの歓声はひと際大きなものとなった。スポットライトを浴びる彼女の横顔には、これまでのポップアイコンとは一線を画す、芯の通った映画人としての風格が漂っていた。
評論家たちが注目するのは、彼女の類まれな「透明感と陰影の共存」だ。どんな色彩にも染まることができるニュートラルな顔立ちは、映画監督にとって最高のキャンバスとなる。TWICEという世界的グループで鍛え上げられたタフなメンタリティと、役柄に深く沈み込む集中力。目の肥えた映画関係者たちが、こぞって彼女の次回作に触手を伸ばす理由がそこにある。