地方自治体や事業者が注力するトラベル&ツーリズムの現場において、夜景はもはや副次的な立ち寄り先ではなく、宿泊を伴う滞在型観光のコアコンテンツだ。一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューローが主導する夜景サミットや再認定事業により、各地で独自の夜間景観づくりが進められている。
単に明るさを競う時代は終わりを告げた。環境に配慮したスマートライティングや歴史的建造物の陰影を活かしたライトアップなど、街の文脈を反映した「質の高い暗がりと光」の共存が求められている。日本三大夜景が長年培ってきたブランド力も、こうした持続可能な景観マネジメントによって日々アップデートされているのだ。