昨今の原油高や飼料価格の高騰は、日本の酪農家に大きな打撃を与えてきた。その中で、適正価格での買い取りと持続可能なパートナーシップを重視する姿勢を貫いている。特定の牧場名を明確に打ち出し、ストーリーとともに一杯のドリンクを提供することで、消費者に酪農の現場への関心を持たせる循環を作った。
生産者の顔が見えるトレーサビリティの徹底は、Z世代を中心とするエシカル消費層の心も掴んでいる。一杯のコーヒーを飲む行為が、そのまま地方の酪農家を支えるエコシステムへとつながる。ビジネスとしての収益性と社会的価値の創出を見事に両立させた取り組みだ。