昭和の妖怪・岸信介は何をしたのか?満州から安保改定、残された功罪に関する知りたいポイントを徹底的にまとめました。詳細を読もうことができます。

1945年8月の敗戦後、太平洋戦争を開戦させた東条内閣の閣僚であった岸は、連合国軍最高司令官総司令部(GHQ)によってA級戦犯容疑者に指定された。彼は直ちに逮捕され、東京の巣鴨プリズンへと送られた。

死刑の可能性すら噂される絶望的な状況のなか、岸は獄中で虎視眈々と復活の機会をうかがっていた。冷戦の激化という国際情勢の激変が、彼の運命を大きく変えることになる。アメリカは日本をアジアにおける反共の砦とする方針へと転換。東条英機らが処刑される一方で、岸は起訴猶予となり奇跡的な釈放を果たした。巣鴨プリズンを出た男は、失意に沈むことなく、即座に自らの復権に向けた政治工作を開始したのである。