話題沸騰中の 2026年「米騒動」の救命具か。最新の急速冷凍技術と電気代高騰が変えた「冷凍ご飯」をめぐる最新事情について、多角的な視点を分かりやすく掲載しています。

栄養学の視点からも、空前の「冷やし米・冷凍米」ブームが追い風となっている。米を加熱した後に冷やすプロセスで急増する難消化性デンプン、いわゆる「レジスタントスターチ」への再評価だ。小腸で消化されにくく、大腸まで届いて善玉菌の餌となるこの成分は、血糖値の急上昇を抑える働きや腸内環境の改善に寄与する。

レンジで温め直しても一定量のレジスタントスターチが維持されることが近年の研究で実証され、ヘルスケア意識の高い層を中心に「あえて冷凍して食べる」選択をする人が増加。単なる時短テクニックにとどまらず、ウェルビーイングな食習慣の一環として定着している。