近年の結婚式・披露宴を巡る経済的なバックグラウンドも大きく変化している。ブライダル業界のマーケット動向を追う「ゼクシィ」や「リクルートブライダル総研」が発表した調査データによると、ゲスト1人あたりの挙式・披露宴費用は上昇傾向を続けており、おもてなしの質の高まりとともに参列者側の負担感や意識も変容しつつある。
また、「全日本冠婚葬祭互助協会」などがまとめた意識調査を見ても、冠婚葬祭業全体において「義理立てによる形式的なお祝い」から「心からの祝福と実用性を重視した贈答」へのシフトが鮮明だ。新婚生活のスタートには物価高の波も押し寄せており、新郎新婦の本音としても、実質的な支えとなるご祝儀のありがたみは増している。そうした時代背景を理解しておくことも、大人のマナーとして重要になる。