「単なる趣味」の域を脱したこのジャンルは、いまや巨大なビジネスエコシステムへと変貌を遂げた。
一昔前の企業案件といえば、指定されたコスメやアパレルを動画内で紹介して原稿料を得るスタイルが主流だった。しかし2026年現在の動向はまるで異なる。クリエイター自身がプロデューサーとなり、オリジナルブランドを立ち上げるD2C(Direct to Consumer)モデルへとシフトしているのだ。放課後動画の合間にチラリと映る自作リップや限定スウェットは、発売開始数分で完売する。企業のマーケティング担当者が「どんな高額なTVCMよりも、彼女たちの一言のほうが爆発的に売れる」と口を揃えるのも無理はない。