「ご教授」と「ご教示」の違いは?恥をかかない敬語の使い分け術について分かりやすく解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

両者の使い分けに迷ったときは、相手に求めているものが「専門的な知識・技術の習得」なのか「具体的な事実・情報の共有」なのかを基準に判断します。

まず、ご教授の意味と使い方から見ていきます。「教授」という言葉は、学問、芸術、専門的な技術などを継続的かつ体系的に教え授けることを指します。したがって「ご教授」は、大学教授や研究者、専門分野の第一人者、あるいは師匠と呼べる立場の方に対して、深い知見や長年のノウハウを教わりたい場面で用いるのが適切です。

一方、ご教示の意味と使い方は、具体的な方法、手順、スケジュール、連絡先といった「その場ですぐに提示できる情報や指示」を教えてもらう場面に限定されます。ビジネス実務で交わされるやり取りの9割以上は、この「ご教示」に該当します。「書類の提出期日を教えてほしい」「システムの操作手順を確認したい」といった場面で「ご教授」を使うと、大げさで不自然な印象を与えてしまいます。