茨城の教育界を揺るがせた最大のトピックは、両雄の附属中学校開校に伴う高校募集定員の半減です。かつて各校320名規模だった一般入試枠が160名へと大幅に絞り込まれたことで、学力検査における水戸第一高校合格ボーダーは過去最高レベルへと押し上げられました。
実際の合否を分ける得点ラインを見ると、500点満点の学力検査において445点〜455点以上が実質的な安全圏となっており、1問のケアレスミスが命取りになるシビアな戦いが続いています。さらに、調査書点(内申点)の圧縮比率や特色選抜の運用により、単に当日のテストで高得点を取るだけでなく、中学校生活全体での高いパフォーマンスが求められる設計へとシフトしました。
一方で、気になる土浦第一高校進学実績に目を向けると、東京大学をはじめとする旧帝国大学や国公立大医学部への合格者数は高水準を維持しています。高校入試組と中高一貫生が互いに刺激し合う学習環境が機能し始めており、「狭き門を突破してでも入学する価値がある」というブランド力は揺らいでいません。