『コレナンデ商会』の放送終了が発表された際、視聴者の間には大きな衝撃が走りました。毎朝のルーティンとして定着していただけに、「急な打ち切りではないか」と憶測する声も上がりましたが、調査の結果、ネガティブな要因による打ち切りという事実は一切ありません。
最大の理由は、NHK Eテレにおける「朝のキッズ・教育番組ゾーンの戦略的改編」にあります。NHKのパペット音楽バラエティは、かつて『ハッチポッチステーション』(約7年)、『クインテット』(約8年)、『フックブックロー』(5年)と、およそ5〜8年のスパンで次の世代のフラッグシップ番組へとバトンを繋いできました。『コレナンデ商会』も2016年4月から2022年3月までの丸6年間放送されており、シリーズの歴史から見ても十分に役割を全うした「円満終了」でした。
さらに2022年春改編では、朝の時間帯に香取慎吾さん出演の『オハ! よ〜いどん』が新設されるなど、Eテレ全体のタイムテーブルが大幅に刷新されました。惜しまれつつ幕を下ろした背景には、子どもたちの生活スタイルの変化に合わせた編成上の戦略があったのです。