ビジネス文書や改まった手紙では、相手との関係性や媒体(封書・ハガキ・電子メール)に応じて、漢語調(〜の候)と和語調(やわらかい口語表現)を巧みに使い分けることが求められます。
改まったビジネスレター・公式文書向けの書き出し例文
漢語調の「〜の候」「〜の折」「〜のみぎり」は、相手への敬意を端正に伝えるフォーマルな表現です。
- 【上旬】:拝啓 立春の候、貴社におかれましてはますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
- 【中旬】:拝啓 余寒の候、貴社におかれましては一段とご隆盛のこととお慶び申し上げます。
- 【下旬】:拝啓 雨水の候、貴社ますますご隆盛のこととお慶び申し上げます。
一般的な手紙・メールで親しみやすい書き出し例文
日頃やりとりのある取引先や知人宛てのメールでは、季節の風景を織り交ぜた自然な和語表現が喜ばれます。
- 【上旬】:暦の上では春を迎えましたが、まだまだ厳しい寒さが続いております。
- 【中旬】:庭の梅もほころび始め、春の足音が少しずつ近づいてまいりました。
- 【下旬】:日差しの温もりに、ようやく春の気配を感じる今日この頃でございます。
- 【如月の例文】:如月の澄んだ青空が広がる季節となりましたが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
2月のビジネスで好印象を残す結びの言葉
2月の結びの言葉は、季節の変わり目における「健康への気遣い」を軸に構成するのが鉄則です。寒暖差が激しい時期だからこそ、温かい心配りが心に響きます。
- フォーマルな結び:余寒なお厳しき折柄、どうぞご自愛専一にお過ごしください。
- 前向きな結び:春の足音はすぐそこまで来ております。貴社のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。
- メール向けの結び:寒暖定まらぬ時期でございますので、体調を崩されませぬようお気をつけてお過ごしください。