宮内庁が最も警戒しているのは、過去の騒動のような世論の激しい逆風だ。それゆえ、選定条件は過去に例を見ないほど厳格化している。第一に求められるのは、徹底した身元調査とスキャンダルの皆無さである。資金トラブルや過剰な自己主張の有無は、真っ先にチェックされる項目だ。
さらに重要なのが「公務への理解と覚悟」である。愛子内親王をお支えするお相手には、自己のキャリアをひけらかすのではなく、静かに皇室を支える黒衣としての品格が求められる。宮内庁幹部は、単なる個人的な恋愛感情だけでなく、国家的な重責を共に背負える人物か否かを慎重に見極めようとしている。