ネット上の一部コミュニティでは「有料エリアに入らなくても無料エリアの見どころだけで満足できる」という意見が散見されます。確かに、バラが咲き誇るイングリッシュガーデン、毎正時に動く「札幌からくり時計塔」のパレードショー、中庭の売店やショップ散策は入場料なしで十分に楽しめます。
しかし、製造ラインの躍動感やチョコレートの歴史展示、限定ワークショップといった「体験の本質」は有料エリア内に集約されています。外観の雰囲気だけを短時間で味わいたいライト層であれば無料エリアのみでも成立しますが、ブランドの世界観に深く浸りたい旅行者が無料エリアだけで済ませてしまうと、「単なるお土産屋巡り」に終わってしまうリスクを孕んでいます。
また、アクセス面の利便性も見落とせません。札幌市営地下鉄東西線の終点「宮の沢駅」から徒歩約7分と近く、道順も平坦で案内標識が整備されています。冬季の積雪時でも地下通路を活用すれば地上を歩く距離を最小限に抑えられます。さらに、冬期(例年11月中旬〜翌年3月頃)に開催されるイルミネーションは、日没後のガーデン全体が幻想的な光に包まれ、昼間とは全く異なる表情を見せてくれます。