閉館から13年、伝説の「怪しい聖地」が令和の若者を狂わせる理由:東京タワーの底に眠っていたプログレと狂気にまつわる最新トピックを分かりやすく発信ます。

終わりは突然やってきた。東京タワーの改装計画に伴い、2013年夏の終わりをもって閉館が決定。最終日には、別れを惜しむファンやかつてのリピーターが長蛇の列を作った。43年という歳月は、東京の移り変わりを見守るには十分すぎる時間だった。

閉館のニュースが流れた際、多くの人が「いつまでもあると思っていた場所」が消える喪失感に襲われた。時代の流れと言ってしまえばそれまでだが、東京タワーという日本の近代化の象徴の足元に、あのようなアングラカルチャーのシェルターが存在していたこと自体が、昭和という時代の懐の深さを示していたのかもしれない。